DDD Centre for Recovery

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ボディイメージ向上法

ボディイメージその1で書いたように、食事は知識だけでなくボディイメージにも大きく左右されるものです。

どれだけ「健康的な食生活を送りたい!」と言ったって、そこに「自分には健康的な食生活を送る価値がある」という想いがないと結局は数週間で挫折しちゃう。

食事に関する悩みを解決できるダンサーは、食生活を見直して、改善して、継続していくだけの価値が自分にあるということを自覚しているダンサー。

自分の身体が大切だから、きちんとケアしていきたいっていう思いを持っているんです。

だから、ボディイメージが高い人はどんどん前に進んでいけるし、成功していく。

じゃあ、どうしたらボディイメージを向上できるんだろう?って思うでしょ。

難しいことではないんです。

ただ、時間はかかるかもしれない。

変な癖がついちゃった動きと同じで、今まで自分のことを謙遜しすぎて「私なんか」という考えで生活してきていたのなら、治すのに時間がかかる。

でもボディイメージは誰でも向上することができるから、今日から出来ることを3つシェアします。

1.体型・見た目以外で自分の良いところを10個書き出す。

なるべき具体的に。

例えば、「優しい」だけよりも、「人の悩みを聞いてあげるのが上手」とか、「お年寄りに席をゆずることが出来る」とかいう風に書くこと。

ちなみに私の働いている学校の中では「ボディイメージ・デー」と名付けて生徒1人1人にこれを書てもらうこともあります。

2.否定的な考えが出てきた時には、「こう思うことで誰が得するんだろう?」と考えてみる

例えば「私はあの子みたいに細くないから役がもらえないんだ」と考えちゃうことがあったら、「こう思うことで誰が得するんだろう?」と自分に問う。

本当に「細くないから」役がもらえないの?

基礎やテクニックは?

そしてもしも本当に「細くないから」役がもらえないんだとしたら、そんな表面的なことでしか判断をくだせない人の下にいたって自分はこれ以上伸びないよ。

3.ダイエット関連の本やソーシャルメディアは全て削除する

そう、全部。

「○○ダイエット」とか「私はこうして痩せました」とか、痩せることが目的になっているものは全部削除する。

それを書いている人は、「人の価値=痩せること」というメッセージを出しています。

それを読んだり見たりすればするほど、そのメッセージが刷り込まれて、自分自身も「痩せないと価値がない」という考えを刷り込まれます。

こっち(豪)ではソーシャル・デトックスと言って、自分にとってネガティブな影響を及ぼすようなものはその影響がある前にバイバイしちゃおうってわけ。

私の所にきているダンサーは必ず3つの内の1つは続けるようになる。

効果的だっていうのに本人が気づくから。

毎日の生活・レッスンの中で自分を否定する時間が減って、そのおかげで「自分の目標を達成するためには何をしたらいいんだろう?」というすごく建設的な考えに費やす時間が増えるし、それを行動に移す時間も増える。

マインドセットって目に見えないけどすごく大事。

だからこれから前進したいと思っているなら、どれか試してみませんか?