DDD Centre for Recovery

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「何を」よりも「どう」食べるかが大事

情報過多の時代に住んでいる私たちにとって、健康的な食事がどんなものかという知識は既に知っているでしょう。

色々な情報が行きかいすぎて混乱することもあるくらいです。

そんな中、「食事とどう向き合っていくか」を教える人がすごく少ないのが残念でしょうがない。

It's HOW you eat rather than WHAT you eat

何を食べるかよりも、どう食べるかが大事

私たちの脳と腸は仲良しなんです。

脳によって食欲や食行動は左右されるし、食行動や栄養状態によって脳機能や気持ちが影響を受けることも多い。

食事を自分の身体のための栄養で大事なものっていう考えの人は消化吸収・代謝がよくなることもあれば、

「これは太る」

「あれは脂肪にかわる」

「これは本当は食べちゃいけないものなのに」

という負の感情をもって食べる人の消化吸収・代謝は効率悪くなります

食事を心底楽しんで満足感を得る人は、「もっと食べたい」という衝動から解放されるし、

本当はケーキを食べたいのにサラダで我慢する人は満足感が得られないため、最終的にはドカ食いや無茶食いになります。

私、この類のジャーナル(サイエンティフィックな文献ね)やエビデンスを読んでいくのが大好きなんです。

人間の複雑な部分を見ることが出来るから。

人は賢い生き物で、自分の身体を本当に大切に思っている限りは身体にとって最良の食事を自ずとするものなんです。

元々私たちに備わっているその食事力を奪ってしまうのがダイエット。

自分の自己評価を下げて、

食事に対するルール(制限)を作って、

身体がもつ「健康・パフォーマンスに最善の食事をとる力」をとっちゃうんです。

だって、

その力がない=ダイエットを繰り返す=ダイエット業界は儲かる

っていうサイクルが出来上がるでしょ?

このサイクルはもうここ50-60年は続いています。

このサイクルから抜けるためには、自分で食事をとる力、自分の身体をケアする力、そして自分自身の芯をしっかり保つスキルが必要なんです。

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