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子供の偏食:心配しなくていい時と心配するべき時の見分け方

子供の偏食について、心配すべき時とそうでない時の判断の仕方があります。

私自身子供がいるわけではないので、これはあくまで管理栄養士のクリニックでの実践と研究のエビデンスに基づいたアドバイスです。

子供の偏食を判断する目安

野菜など嫌いだけども成長曲線に沿っている ➡大丈夫

野菜類はアクの強いものが多いです。

特に苦味などは子供に理解不能です。

苦味=危険=食べてはいけない、という本能的なものを子供はもっているから。

成長と共に味覚や知識が発達することで、これらはその内改善されます。

幼い内はピーマン嫌いで当たり前なのです。

ごはん類(主食となるもの)が嫌いまたは食べない&成長曲線から外れている ➡心配すべき

子供はたんぱくなものほど好みます。

それはね、成長に最重要なものが炭水化物(でんぷん・ご飯類)だというのを本能的にわかっているから。

白米やうどんのようにベーシックなものが嫌いな場合は、噛み合わせや飲み込む力が発達していなかったり、幼いころに食べることがトラウマに(怖く)なっているということもあるので医師や管理栄養士に相談するべき。

後者の場合は得に、食事内容よりも食事時の雰囲気(親の表情や話し方)やテレビなど他に気をとられてしまうものをマネージすることで子供の食事態勢が改善されます。

重要なのは、子供が成長曲線に沿っているかどうか

周りの子より小さいから栄養失調だとか、

周りの子より大きいからごはんより野菜をもっと食べるべきだとか、

そういう周りとの比較が役に立つことはほとんどありません。

だからその子自身を診ることが大事。

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