DDD Centre for Recovery

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DDDが1歳になりました

既に10日が経ちますが、9月7日にDDDが1歳のバースデーを迎えました!

日本語版のブログを開始したのは今年の1月だからちょっとズレてる感じもするね。

と、いうことで。

今日は Dancer Don't Diet がどのようにして生まれたのかをシェアしようかな。

ダンス関係の仕事をしたいっていう人向き。

私の仕事は

①ダンサー専門の管理栄養士としてダンサーの健康を中からサポートする

②ダンサーのためのピラティス&コンディショニング・インストラクターとして、身体のメンテナンスをサポートする

この2つ。

日本語だと二足のワラジっていうのね。

何でこの2つなのかっていうと、

①ダンサーにとって食事をとるっていうことは体が動けるようにケアしてあげるっていうとても大事なものだから

②コンディショニングを通して自分の体を研究することで、一つのアイディアにとらわれないフレキシブルなダンサーになれるから

私自身プロを目指したこともなければ、フルタイムのダンススクールで育ったわけでもない。

(今働いているところはそういうところだけど)

ただ、学校・スタジオ・仕事を通して、すごく色々みてきた。

摂食障害も色々な形で顔を出してきて、しかもダンサーも教師も最初は全く気付かなくて、恐ろしいなって思った。

常に「カラダ」には興味あったし、昔から料理も好きだったんだけど、

ある時から「何でダンスの世界ではこんなにも食べることが悪い・危ないことみたいに扱われてるんだろう。ケガをしないためのフィジカルな予防はするのに、何でカラダの中身は誰も見ないようにするんだろう」

って不思議で仕方なくなったの。

そこで、ダンス・フィジオやオーストラリアンバレエの栄養士に話を聞きにいったり、色々見せてもらったりする内に「ダンサーの食事も、リハビリやレッスンと同じように大事なもので、ダンサー自身が知識を増やしたら本人の身体もキャリアも将来もすごく守れる!」

って気づいたの。

そして大学を卒業して、ダンサー専門の栄養士としての仕事を増やしていって、前からやっていたコンディショニングのクラスももっとダンサー自身の学ぶ場にしてういけるように、ってクラス案とかも考え直したんだ。

ダンサーが現役で踊っていられる期間は昔よりも長くはなったけど、やっぱり他の仕事(オフィス関係とかね)に比べたらすごく短いよね。

そして一番難しいのは踊り終わった後の人生。

引退したら何をしたらいいか分からない・・・っていう人が多い。

ダンスが大好きで、引退後もダンス関係の仕事を望んでいるならば・・・

もしくは青春時代をバレエに捧げてきたけどプロになれなかった場合・・・

「他のことをしていればよかった」って悔やむよりも、

「踊ってきたからこそ、他の人にはないものを自分はもっている」

っていう自信につながってほしいな、と思うの。

だから、私はダンサーにも生徒にも、常に新しい学びがあるようにしたいの。

それは、身体的な発見であったり、知識的なものであったり様々なんだけど。

そうやって色々な「発見」をしていく中で、絶対に「自分にしかわからないこと」や「自分にしかできないこと」が見つかるから。

視野を広げるってそういうことだと思う。

ということで、DDDもその学びの場の1つであってほしい。

この1年はあっという間だったから、2年目はもうちょっとゆっくり進んでくれるといいな笑。

これからもDDDをよろしくお願いします!

Fumi x