DDD Centre for Recovery

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ダイエットと宗教の共通点は何でしょう?

アメリカに、ダイエットと宗教の類似性を研究しているDr Natalie Feinblattという心理士がいます。

長年宗教から抜け出した人の心のケアを専門としていた彼女は、ダイエットについて学ぶにつれて、宗教とダイエットがどれほど似ているか気づいたそうです。


ダイエットが宗教と似ている訳

彼女の言うところによると、ダイエットと宗教の共通点は5つ。


【1】個人が自分自身に起こっている変化に気づかないようにする

ダイエットの場合、体重っていう目に見えるものはあるけど、水面下で起こる身体的・精神的ダメージについては聞かないでしょう?


【2】起きている時間のほとんどをその行動に費やすことで、個人がその他のことに費やす時間を減らす

カルトの場合は宗教的な行動、ダイエットの場合は食事や運動のルールに従うこと。「ダイエット中」という理由で友人との食事を断ったりするの、経験したことある人多いんじゃないかな


【3】個人が無力であるという感じまたは考えを組織的に作り上げる

このダイエット法がなければあなたはダメになりますよ、という様なメッセージ、見たことや聞いたことない?


【4】賞罰システムを乱用して、個人の行動をコントロールする

痩せれば褒められるし、リバウンドすれば哀れみの目でみられる。

特に「失敗」した場合個人を馬鹿にするのは、ダイエット業界だけでなく社会全体で見られる、ためにならない行動だよね。


【5】組織が絶対的に正しいという考え

ダイエットに「失敗」するのはダイエット法やそれを推進する組織ではなく、個人のせい、というメッセージが強い。

リバウンドするっていうのは生物学的にすごくもっともな事。これは悪いことじゃない。むしろ身体が一生懸命生命を維持しようとしている証拠。

それを「悪い」とか「失敗」とラベルを張るのは、ダイエット業界の罠にひっかかっている証拠。

だって「失敗」したらもう1度トライしないといけない、ってなるでしょう?

ダイエット業界の次のダイエット法につながるでしょう?

ダイエット業界は儲かり続けるでしょう?

私達が今出来ること

残念なことに、「太い=悪い」、「細い=良い」という考えがある限り、ダイエット業界の餌食になる人は増え続けます。

それを少しでも食い止めるために今の私達が個人レベルで出来ることっていうのは、身体の多様性を理解していくこと。そして多様性を見せてくれているソーシャルメディアのアカウントをシェアしていくことだと思う。

私が好きな日本人アカウントは

@watanabenaomi703

@hara_atsume

@naopappa

@mariana.lysxo

このリストがどんどん増えていくことを願っています。

Fumi x


イベント告知】ボディイメージについて話そう

DDDが一緒にお仕事させてもらっているTASTEでは、夏休み前の7月16日にティーン&ユース向けの「ボディイメージについて話そう」イベントを開催します。
現役プラスサイズモデルの吉野なおさんとMariana(マリアナ)さん、そしてイラストレーターで漫画家のHaraさんを招いて、ボディイメージやカラダのことをお話しします。

日時:7が16日(日)19:30-21:00

場所:オンライン(どこからでも参加可能!)

チケット:一般 2000円;U-18応援チケット 500円

【プログラム】
1️⃣吉野なお &Mariana LYS presents ぶっちゃけトーク&レクチャー
しくじりから学んだ“ご自愛マインド”の作り方
「人に合わせて自分を変えたけど……しくじりました!」
「SNSやメディアが……世の中の常識だと思っていました!」

2️⃣hara presentsフキダシ&塗り絵ワークショップ
ボディシェイミング(体型批判)からこころを守る
「あなたならどう言い返す? 体型批判へのナイスな返し方選手権」
「その一言に『なんでやねん!』 ダイエット・美容広告ツッコミ大喜利」

3️⃣吉野なお, Mariana LYS, hara & みんな で考えるディスカッション
「太りたくない」「やせているほうがいい」と思ってしまうのはなぜだろう?

⭐️ 画面オフ参加もOK!zoomのチャット機能を利用して盛り上がる、全員参加型イベントです。
⭐️ 2023年8月31日まで夏休みいっぱい視聴できるアーカイヴ(見逃し)配信付き。ライブ配信に参加できない方もチケットをご購入ください。

注意:視聴は8月31日まで可能だけれど、お申込みは7月16日で締め切りです。


参加お待ちしています!