食事とボディイメージに特化した
オンラインワークショップ
Upcoming
2025年6月15日(日)10:00 ~ 12:00(オンライン)
ダンサーと摂食障害
DDDをフォローしてくださっている方は既にご存じの通り、ダンス特にバレエでは摂食障害の発症率が6人に1人という、審美系スポーツ・アートの中でも一番高いのが現状です。その背景には、ダンサーに適した性格・性分、痩せを崇拝する業界、そして過度なトレーニングなどが関係しています。
本イベントでは、心理士のかおりさんとタッグを組み、ダンサーに生じやすい心理的&栄養的問題とその対処法について学びます。。さらに、実際に摂食障害を体験したダンサーや指導者をゲストに招き、実体験に基づくダンス業界特有の危険因子と予防因子、治療に対する考えやアイデア、今後必要な取り組みについて情報を提供させていただきます。
今までDDDのボディイメージやダイエット、そして摂食障害についての講座を受講してくださった方にとっても、今回のイベントは今まで深入りしていなかったダンサーの心理的な部分が学べるので、更なるスキルアップにお勧めです。また、今まで摂食障害というものは特別な人だけがなるものだと思ってあまり気にしていなかった方にとっては、実際に摂食障害を経験したダンサーの方々のお話しが聞けるため、堅苦しくない環境で知識を高める絶好のチャンスです。
【対象】
ダンサーご本人やご家族、バレエやダンス等審美系スポーツ競技種目の指導者、摂食障害治療にかかわる専門職(医師、臨床心理士/公認心理師、看護師、栄養士/管理栄養士等)、教育・福祉職など
【プログラム】
1.はじめに
ダンサーに関する統計および栄養についての情報
ダンサーを取り巻く環境がなぜハイリスクとなるのか
2.経験者のお話と質疑応答
3.考察と提案:心理士の立場から
ダンスと摂食障害はどうして出会ってしまうのか
ダンスレッスンを受ける我が子のサポート実例
4.考察と提案:ダンサー・アスリート専門管理栄養士の立場から
摂食障害を予防する食事とは
ダイエットをしないということ
5.まとめ:周囲がどのようにサポートすべきか
6.質疑応答
【受講後の効果】
ダンス競技者に生じやすい心理的・栄養学的問題について
摂食障害の発症率が高い背景
発症の背景にあるさまざまな要因
ダンス業界特有の危険因子と予防因子
ダンサーの健全な活動・実践に寄与するための治療と指導法
に関する理解が深まり、日々の指導・臨床現場で役立てることができます。
DDDのダンサー&ダンス指導者専門講座
バレエ教師が知っておきたいダンサーの食事と栄養【入門編】
この講座では指導者・保護者・トレーナーとして知っておくべきダンサーの食事と栄養について学びます。
国際レベルでダンサー専門のヘルスケアチーム向けのエデュケーションをしているDDDだからこそ、最新のエビデンスを元に、ダンス生活をより楽しく長命なものにするための食事学を提供します。
【踊れる身体】を作る食事の基礎をしっかりと学び、有意義なダンスライフを送りましょう。
DDDのオンライン講座の利益は、摂食障害の治療を必要としているダンサーのサポートに使わせていただいています。特に日本では摂食障害の治療が遅れており、また治療費も高額なため、適切な治療にアクセスできずに苦しんでいるダンサーが数多くいるのが悲しい現状です。
専門医が治療にあたらなければならない摂食障害ですが、こうやってあなたの学びが、ダンサーの治療に貢献することで、摂食障害からの回復をコミュニティー全体で支援出来る形を築かせていただいています。
摂食障害治療専門講座
家族が出来る神経性やせ症の食事支援
摂食障害によって「ふつうの食べ方」ができなくなったら、脚を怪我した人が歩行訓練を行うように、食事も練習(リハビリテーション)を重ねて、健康的でしなやかな食嗜好や食習慣、そして食べる喜びを取り戻さなければなりません。そのためには、日々の食事を支える家族が摂食障害を正しく理解し、家庭でも食事と再栄養を積極的にサポートすることが必要です。食べることを巡って葛藤や争いが生じやすい状況において、具体的にどのような食事を用意し、どのような声がけをすればよいのかを、豊富は臨床経験をもつ管理栄養士と心理士から学べます。
摂食障害治療に役立てる食事療法(レーブス・モデルの活用)
摂食障害治療の食事・栄養面をプロセス化した食事療法「レーブス・モデル」を学ぶ、治療者向け(管理栄養士、医師、心理士など)の専門講座です。摂食障害治療に効果的な食事療法を知りたい、そして海外で実践されている治療法をいち早く学びたい、という方にお勧めです。
注意:当事者とご家族のご受講はお控えください。
HAES (Health at Every Size)入門編
HAES(Health At Every Size)とは、体重や体型のみでその人が健康か否かを判断することや、体重や体型がその人の意識の高さや意思の強さ、あるいは人としての価値を表すものであるという誤った社会通念に異を唱えるアプローチ。健康やウェルビーイングをホリスティックにとらえ、体重や体型に優劣をつけたりそれらを理由に差別されることのない、からだの多様性を認める社会の実現を目指すムーブメントです。体重に対する偏見・誤解を見つめ直しませんか?