摂食障害の基礎知識【3】保護要因と予防法
摂食障害基礎知識第3弾は、ダンサーを摂食障害から守る術について。摂食障害のリスクを下げてくれる物事(保護要因)から、家やスタジオで実践できる予防法まで見ていきましょう。
摂食障害って何?【タイプ・影響について】
バレエは摂食障害のリスクが特に高い世界です。ダンサー、指導者、そして家族であれば必ず知っておかなければいけません。正しい知識を身につければ、予防も早期治療も可能になります。そうすればダンサーの命も将来も守ってあげることが出来ます。まず第1弾は摂食障害のタイプと診断について。
足がよくつる場合の食事療法
足がつることってありませんか?筋肉が急に収縮して痙攣することで起きるこの現象。大抵は動き方に原因がありますが、動き方やエクササイズ、そしてストレッチを見直した後でそれでもまだつる場合は、食事療法が効くかもしれません。水分や栄養素が足りているか、見直してみましょう。
血糖値コントロールダイエット
最近、血糖値コントロールダイエットというものが流行っているとか?それは「血糖値を上げないため」の食事だそうです。血糖値を上げないということは昏睡状態に陥るということです。そんな意味不明のダイエットが、踊ることが仕事のダンサーに良いはずありませんよね。
自分を認めることで成長の幅が広がる
とある劇団員の方のお話しです。20代後半の彼女は過去に拒食症と過食症を経験しています。私のところに来たのは過食症が悪化してきた時。約1年続いた彼女とのセッションも今日で終わり。なぜなら摂食障害を克服できたから。そしてそのプロセスで、自分を認めることが出来たからです。そんな彼女のお話しをシェアします。
マインドセットをシフトする
休み明けは特にダイエット関連の「しなきゃ」が多くでてくる時です。ネガティブな部分だけにフォーカスしてしまうと、全体像も長期的なゴールもそれに伴うプランニングも全部ミスしてしまうし、非建設的なダイエットに走ることになってしまいます。だから、考え方を変えてみましょう。