
First, Do No Harmという教え
訳すと、「まず、害を与えてはならない」。
摂食障害予防の観点からいうと、例えば摂食障害高リスクにある人(ダンサー、フィギュアスケーター、ジェンダーダイバース、そしてニューロダイバースな人達など)と接する場合またはその人達に対して情報発信する場合、摂食障害のリスクをこれ以上上げるような情報や言動をしない、ということ。
とても道徳的な教えだからこそ、今の時代に必要だと思いませんか?

ダンサーの理想体形と白人至上主義
バレエの痩せを崇拝する文化と白人至上主義の関係って考えたことありますか?バレエで美しいとされる体形が、他の人種を否定するためのものだったとしたら、どう思いますか?

人の体形や体重にコメントしない
まるで挨拶みたいに「太った」「痩せた」って口にするのは百害あって一利無しなので、止めませんか?
いくら悪気がなくても、その会話やコメントの本当のインパクトを考慮していれば人の体型体重に関することは口にしないはず。
本当のボディポジティブは多様な体型体重を認め受け入れ尊重するものです。体型体重以上に興味深い話なら他に沢山あるでしょう?

言葉の影響力【ポジティブな言葉に変えていく】
アファメーションって聞いたことありますか?自分に言い聞かせるテクニックです。ネガティブな思考や言葉の多くは、あなたが成長していく過程で覚えたものです。生まれた時から持ち合わせていたものではありません。だからポジティブな思考や言葉に変えていくためには新しいメッセージを覚え直すことをが大切なのです。

身体は1つしかないんだよ
今の時代、いらないと思ったものは何でも捨てることが出来ます。それはおもちゃでも、友達でも、携帯でも、家族でも、何でも。でもね、ただ1つ絶対に捨てられないものがあります。それは、自分の身体。

自分を卑下して何の意味があるんでしょう?
特にアジアの文化では自分を卑下することが美徳とされていますね。でも自分を卑下することで、自分にどんな影響があるんでしょう?自分を卑下することで自己価値が下がることはあっても上がることはないはずです。自分を否定するということは、認める余地も改善する余地も与えないということですから。
新しいステージの始まり【令和】
今日から令和になりましたね。新しい元号=新しいステージの始まりです。そこで、ダンサーの食事を土台からしっかり作るための記事たちを集めました。自分が今必要とするものを読んで、ココロとカラダのケアに活用してくださいね。

自分を認めることは諦めることじゃなくて責任を持つということ
自分を認めるっていうことは、今の自分が精一杯のケアを受ける価値があるって認めること。それは、質の高いレッスンを受ける価値。しっかりと寝て体力を回復する価値。十分に食べて身体を育ててあげる価値。自分の身体を守る価値。分からないことは質問をして、ダンスに対する理解を深める価値。諦めることとは正反対です。