DDD Centre for Recovery

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何を言わないか、が大事

これは先日のインスタLIVEで取り上げたテーマ。

どんなことを言わないか、でその人の本質が見えることはよくある。

体型体重や食事に優越をつけるようなことを言う人は、自分自身の偏見に気づいていないか、もしくは偏見を正そうとしていない。

だからその言葉やメッセージを受け取る側の人間を傷つけてしまいます。

摂食障害や自己否定を予防・ 改善するために、どんなことを言ったらいけないのか、を知っておくと役に立ちます。

食事に関して言わない方が良いこと

「甘さ控えめだから罪悪感無しで食べられます」

➡甘さ控えめが好みならそれだけを言えば良いでしょう。そこに「罪悪感無しで食べられる」とつけることは、暗に「もっと甘かったら罪悪感を感じるべき」と言っているのと変わりません。「この甘さは私好み」と言ってみてはどうですか?


「日本人にはお米が一番」(米農家がこれを言うのと、管理栄養士や医師がこれを言うのとではインパクトが違います)

➡米農家をサポートすることには大賛成。でも、お米を一番、とすると、他の主食であるパンやパスタ・麺類は劣る、となってしまいます。特に人の健康のサポートをする仕事に就いている人(管理栄養士や医師など)がこれを言うと、受け取る側はお米以外の主食を選ぶことに徐々に罪悪感や劣等感を感じるようになってしまいます。また、グローバル化が進んでいる中で、「日本人にはお米が一番」と言うことは、ハーフや外国人で日本に住んでいる人達を除外することにもなります。

「私はお米が一番だと思う」と、自分の意見だと伝えましょう。事実、日本人にはお米が一番だというエビデンスはありません。自分の意見をさも唯一無二のの事実として伝えてしまっていないか、見直してみませんか?

「○○食べちゃった」

➡これは世間一般的に「あまり食べたらいけない」というラベルを張られている、お菓子などについてです。「食べた」ではなく「食べちゃった」という言うことで、罪悪感が存在することになります。その時流行っているダイエットによって、○○に入る食べ物は違ってくるでしょう。糖質制限が流行っている時は炭水化物系のものをよく聞きますね。申し訳なさなんていらないんです。「食べた」で良いのではないでしょうか?

いくら何でも細かすぎるんじゃないの?

って思いますか?

摂食障害や自己否定を予防する上で細かすぎるなんてことはない。

摂食障害や自己否定に陥りやすい人は、人一倍周りの言葉や情報に敏感なのです。

もしもあなたがこの記事を読んで「細かすぎる」と感じたなら、それはあなたがその敏感性を持ち合わせていないからこそこれらのメッセージのダメージを受けずにこれた、ということです。

特に不特定多数の人がアクセス可能なソーシャルメディアや公共の場でメッセージを発信する場合は、自分が発信することが一番摂食障害や自己否定に陥りやすい人は、人一倍周りの言葉や情報に敏感なのです。

もしもあなたがこの記事を読んで「細かすぎる」と感じたなら、それはあなたがその敏感性を持ち合わせていないからこそこれらのメッセージのダメージを受けずにこれた、ということです。

特に不特定多数の人がアクセス可能なソーシャルメディアや公共の場でメッセージを発信する場合は、自分が発信する物事が受け取る側にどのような影響を与える必要があります。それも、一番弱いまたは影響を受けやすい立場にいるであろう人のことをね。

自分が発信したことには責任を持たないといけません。

だからこそ、言わない方が為になることを知っておきましょう。

インスタLIVEでこのトークや他の例を全て視聴する場合はこちらからどうぞ。

DDDではオンラインコースでダンサーの食事やボディイメージについて学べます。

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