ダンサーの貧血と鉄分不足問題
ダンサーの3人に1人が鉄分不足だというのは知っていましたか?鉄分不足だからといって必ず貧血になるわけではないし、全ての貧血が鉄分不足によるものではないけれど、特にダンサーやアスリートは鉄分不足に陥りやすいし、そこから貧血につながることも多いので、対処法&予防法を知っておくことはとても大切。
スタジオで生徒の体重を計るべき?
スタジオで体重は計るべきではありません。
すごく正直な話、スタジオで体重を計るということは、大きい(もしくは体重が増えてきている)生徒を咎める・たしなめる目的がありませんか?
「今までもやってきたから」や「私もそうやって教えられたから」とかいう理由は直ちに捨てて、体重測定というものを見直してください。
相対的エネルギー不足(RED-S)
ダンサーの2~3人に1人が陥るのが、相対的エネルギー不足(RED-S)状態です。 これは名前の通り、エネルギーの摂取が消費にマッチしなくなって(下回って)しまうことで、身体の様々な機能に影響を及ぼします。携帯だってバッテリー充電するでしょう?ダンサーの身体も同じです。
RED-Sの予防・改善には、ダンサーの食行動のみならず、レッスン・スケジュールの調整が大きく影響します。ダンサーと指導者、両方が一緒に取り組む課題だということです。
「膝の負担を減らすために」ってダイエットを勧めないで
「膝の負担を減らすためにはやっぱり体重を減らしたほうがいいよ」というアドバイスをよく耳にします。見た目を避難しているわけじゃないし、身体の心配をしているからこそのアドバイスだから問題ない、と思っている人の多いこと!でもね、これ、間違いです。このアドバイスこそケガにつながります。
ローザンヌの摂食障害予防の注意点
ローザンヌのヘルスポリシーはその内容のほぼ全てが摂食障害予防およびスクリーニングになっています。そこで、ローザンヌのダンサーの摂食障害予防の利点と注意点をまとめました。
RAD学会のお話し【今後のダンス界に必要なスキルって何だと思う?】
RAD学会にプレゼンターとして参加してきました。勿論内容はダンス栄養学&摂食障害について。ダンサーのココロのケアについてカバーしているプレゼンテーションが思った以上に多く、そのためとても有意義なディスカッションもありました。
管理栄養士がダンサーのヘルスケアチームに必要な2つの理由
管理栄養士は給食や商品開発のイメージが強いかもしれませんが、それは日本だけ。身体が資本の「ダンサーにとって管理栄養士とは必要不可欠なヘルスケアチームの一員なんです。