サプリメントの良し悪しと摂り方の工夫
サプリメントの良し悪しと、摂取の工夫について
私はサプリメント自体は使い勝手の良いものだと思いますが、不必要にとることに関しては注意しています。
サプリメントは食品と比べて過剰摂取しやすく、必要性・用量・品質に気を付けないと、せっかくのサプリメントが逆効果になっていた・・・というケースに陥るから。
偏食やダイエットで様々な食品を抜いたり減らしたりする人は栄養失調に陥りやすく、手軽にサプリメントで補おうとしますが、それは根本的な問題を解決していないですし、長期的な対策にもつながりません。
たとえばIBD(炎症性腸疾患)などで腸からの栄養吸収が低下してしまう疾患もあります。
アレルギーが酷く、アナフィラキシーショックを防ぐために食事の幅が狭くなってしまうこともあります。
これらの場合、サプリメントや食べ方の工夫が必要となるでしょう。
ですが、そのような疾患が無い場合、サプリメントでしか摂れないものはまずありません。
サプリメントの良い点
足りない栄養素を補える
持ち運びできる
欠乏状態から素早く回復することが出来る
サプリメントの悪い点
安全性が保障できない
うたい文句だけで品質・効果にむらがあることが多い
過剰摂取しやすい
長期的な有効性や安全性が確立されていない
サプリメントを摂る前に考慮すべきこと
血液検査を行うこと
鉄分や亜鉛など、ポピュラーなサプリメントだからといってむやみやたらに摂取してはいけません。
サプリメントは栄養素が凝縮されているものですから、簡単に過剰摂取につながってしまいます。
その場合お腹の不調、頭痛、吐き気、麻痺など、様々な悪影響が出てしまいます。
自分に必要な量を見極めるためにも、まずは血液検査をしましょう。
管理栄養士や医師と相談して、プランを立てること
例えば欠乏が見つかり、素早く回復する必要がある場合や、食事を見直している間にバックアッププランとしてサプリメントを使用したいと思う場合は、管理栄養士や医師と相談してプランを立てましょう。
何をどれだけの用量でとって、効果を見るための血液検査は次いつ行うか
高品質で安全性の高いものはどれか
サプリメントの効果を最大限に発揮するための摂り方やタイミング
ただやみくもにとるのではなくて、自分の体を知るためにしっかりと段取りを組みましょう。 こうやってしっかりと自分の体と向き合えば、
生理中は鉄分のサプリメントをとる
海外旅行に行く時はプロビオテクスをとる
練習量が多い時はプロテインサプリメントとエネルギー剤(糖分)をとる
リハビリ中はオメガ3をとる
という様に、今後の自分を助けてくれる術が身に着きます
(上記は過去のクライエント達のー例ですので、ご自身の為には上記のステップ1-3をきちんと行ってくださいね)
自分の体に対する理解を深め、食事やセルフケアを充実させたい方は、2020年1月の来日ワークショップでお会いしましょう。
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