夜遅くには食べない方がいい?
ダイエットや健康系の本などによく出てくるアレ、何なんでしょう?
夜○○時以降は食べないっていうルール。
ダイエット本では「太るから」や「胃に負担がかかって消化できないから」的なことを理由に、こんなルールが推薦されてたりします。
夜遅く食べたくない日もあれば、夜遅くても食べないとカラダが持たない日だってある。
胃がもたれる人もいれば、もたれない人もいる。
太る・太らないよりも、栄養失調に陥る方が大変なことじゃない?
こういうルールを素直に受け取ってしまえばしまうほど、摂食障害への入り口に足を踏み入れてしまう。
ちなみに、夜食べないことに専念しているダンサーほど、リカバリーが遅く、本来のパフォーマンス力を発揮できていない。
痩せることで頭がいっぱいになってしまって、本来優先すべき踊る力がおろそかになっていく、ということ。
夜遅いから、を理由に、夕飯やレッスン・舞台後の食事を抜くのは、怪我&RED-Sの元。しっかり栄養補給してから寝ないと、カラダは回復してくれません。
身体は夜だって働いている
修復が必要な細胞や組織があるのにエネルギーが足りていない場合、起こることは二つあります:
修復作業や成長が行われない(=背が伸びない、筋肉がダメージを受けたままで翌日からきちんと使えない、ホルモンバランスが崩れる)
足りないエネルギーを既にある肝臓や筋肉や骨からとろうとする
私も知識の無かった若い頃は「夜○○時以降は食べたらいけない」ルールを信じていましたよ。
でもね、ヒトの身体の仕組みを勉強すればするほど、こんなふざけた事ないっていうのがわかるんです。
寝ていようが起きていようが身体にはカロリーが必要なんです。
夜のレッスンが終わって帰ってくる時間帯はまちまちだけれど、7-10時くらいじゃないですか?
ダイエットルールを鵜呑みにして身体的な向上のチャンスを逃すか、
今日も一日頑張ってくれた自分の身体を労わる気持ちで夕飯を食べるか、
どっちの方が自分のためになるかな?
Fumi x
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