栄養価の高い低いって何?

栄養価が高いとか低いとかよく聞くけれど、結局のところどういう意味なんでしょう?

栄養価

食品の品質評価の一環としての栄養価(えいようか、Nutritional value)は、食品の消費者に向けて、その食品の必須栄養素が十分なバランスのとれた比率かについての指標である。その食事や食事に含まれる、炭水化物、脂質、タンパク質、ミネラル、ビタミンの評価の指標。

(Wikipedia参照)

栄養価が高い

栄養価が高いということは栄養素の密度が高いということ。

炭水化物が必要なダンサーにとって、おにぎりみたいに炭水化物のリッチな食品は栄養価が高いということになります。

夏場にエキストラで水分補給しないといけない時、スイカなどの水分を多く含む果物は乾いたものよりも効率よく水分補給&エネルギー補給できるので、栄養価が高い。

筋力アップのためにタンパク質をいつも以上に必要としている場合、例えば朝ごはんに卵を追加するのは栄養価を上げてくれる。

 

でも実際にメディアなどで栄養価が高いと言われるのは、野菜や果物など「エネルギー量は低いけどビタミン・ミネラルが豊富なもの」

間違ってはいないけど、ダンサーにはミスマッチだし誤解を招きやすい。

ビタミン・ミネラルも大事。これらは三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)の働きを上げる他にも、風邪予防、腸内環境の改善、肌・髪のつややかさを保つ、等のことに必須だから。

でも、それは三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)が十分にとれていて初めて成されるものなんです。

いくら栄養価が高いと謳われる野菜やスーパーフードを食べようと、踊る力を最大限引き出せていなかったら意味がないんです。

 

栄養価が高いというのは、自分の踊る力を最大限引き出してくれて、成長をサポートしてくれて、生理周期のバランスを保ってくれて、体の内側からあなたの魅力を出してくれる、自分のココロとカラダ両方にパワーを与えてくれるもの。

踊る力が落ちたり、成長が止まったり、生理不順や無月経になったり、食べ物に対する不安や執着が大きかったら、それは栄養価が低いということ。

あなたに必要なパワーを与えてくれていないから。

 

では、ダンサーにとって栄養価の高い間食ってどんなものがあるでしょう?

  • おにぎり&卵焼き

  • クラッカー&チーズ

  • ヨーグルト(グラノーラやフルーツを追加すると更に良し)

  • スムージー

  • サンドイッチ

  • 野菜スティックとかも聞くけど、その場合はディップ(フムスとかね)やチーズやクラッカーなども一緒にとるようにしましょう

カラダのニーズは常に同じじゃなくて、トレーニングや季節や心理的なことなど色々な要因で常に変化するもの。

あなたのカラダにとってその時必要なものがリンゴの時もあればチョコレートの時もあれば牛丼の時もある。

1つにスーパーフードに囚われずに、臨機応変に対応できるようにしよう。

 

Fumi x

Previous
Previous

ダンサーのサプリメント良し悪し

Next
Next

夜遅くには食べない方がいい?