コンクールを乗り切る食事法
今月末からローザンヌが始まりますね。 ということで、コンクールを乗り切る食事法について。
コンクールだからといっていつもと全く違う食事をとらなきゃいけないわけではないけれど(むしろそれは逆効果)、ちょっとしたコツを把握しておくと踊りの質が上がるし、精神的にも良い効果が得られます。
栄養価の高い低いって何?
栄養価が高いというのは、自分の踊る力を最大限引き出してくれて、成長をサポートしてくれて、生理周期のバランスを保ってくれて、体の内側からあなたの魅力を出してくれる、自分のココロとカラダ両方にパワーを与えてくれるもの。
踊る力が落ちたり、成長が止まったり、生理不順や無月経になったり、食べ物に対する不安や執着が大きかったら、それは栄養価が低いということ。
あなたにとって栄養価の高い低いはどんな基準で決められていますか?
炭水化物が悪いのか、それともその考えが悪いのか
炭水化物が「怖い」。それは「炭水化物は太るから」や、「糖質は脂肪になるから」というダイエット的な考えから生まれます。もしも本当に身体にとって悪いものなら、そもそも主食として成り立っていないはずです。「炭水化物が悪い」からあなたを苦しめているのか、炭水化物は悪いという「考え」があなたを苦しめているのか、どちらなんでしょう?
ダンサーにとって最重要な栄養素は炭水化物
ダンサーの食事で足りなくなる栄養素ナンバー1は何だと思いますか?
炭水化物なんです。
ケガの多いダンサーほど炭水化物の摂取量が足りていないとか、10-12歳のダンサーでも制限をしているとか、大問題なことがいっぱい。
踊れる身体をつくるためには炭水化物は必須です。正しい知識を身につけて、十分に食べられるようにしましょう。
栄養価の高い食品・低い食品
あなたにとって栄養価の高い低いはどんな基準で決められていますか?例えば、クラッカーやおにぎりは栄養価の高いもの、それとも低い物?サラダチキンは?果物は?その高い低いの定義はどこから来ているのでしょう?スーパーフードや健康食品という言葉に躍らせれて基本が見えなくなってしまいませんように。
白米or玄米?決める基準のヒント
玄米と白米を比べると、白米は精製されている糖質だからダメ、という様な考えや論争を耳にしませんか?でもね、どちらも身体には必要なんです。状況によって身体にとって良いオプションは変わってきます。1つのルールにとらわれないで、フレキシブルに対応できるようにしましょう。
炭水化物が「悪い」のか、その「考え」が元凶なのか
炭水化物が「怖い」。それは「炭水化物は太るから」や、「糖質は脂肪になるから」というダイエット的な考えから生まれます。もしも本当に身体にとって悪いものなら、そもそも主食として成り立っていないはずです。「炭水化物が悪い」からあなたを苦しめているのか、炭水化物は悪いという「考え」があなたを苦しめているのか、どちらなんでしょう?