ダイエットと宗教の共通点は何でしょう?
ダイエットと宗教の共通点って何だと思いますか?アメリカの博士によると、共通点は5つ。その5つの共通点によってダイエッターはうまいことコントロールされていて、ダイエットサイクルから抜け出しにくい仕組みになっているそうです。
痩せて問題が解決するなら片腕を切断したと仮定してみよう
「痩せたら膝の負担が減るのに」とか、「痩せたらジャンプが高く飛べるようになるのに」ということを言ったことがある人も、考えたことがある人も、耳にしたことがある人も、ちょっと立ち止まってこの仮定を考えてほしい。本当にそれで問題は解決するの?
ボディイメージが向上すると食事も改善するのはどうして?
ボディイメージというのは自分の体に対する意識(捉え方)のことで、それによって生まれる(自分自身に対する)感情や思考も含まれます。人は価値がないものに対しては扱いが雑になるもの。だからボディイメージが低いと、無理なダイエットに走ったり、過食をしたり、体のケアやメンテナンスを怠ったりしてしまう。逆にボディイメージが高いと、自分をケアする行動を率先して行うようになる、だから食事も改善します。
ダンサーだからこそダイエットしない
日々の生活の中で聞く「ダイエット」は大抵「痩せる」ことを指します。むしろ「栄養失調」。ダンサーは体が資本なのに、栄養失調に陥ってどうする?
食べることって本来は栄養を摂るいこと以外にも季節や味覚、食事を通してのコミュニケーションを楽しむっていう、ココロもカラダも満たすもの。ダンサーだからダイエットするのが普通だなんて思わないで。
摂食障害って何?【3】早期発見&治療について
ダンサーの8人に1人は摂食障害を患っています。
いくら気を付けていても交通事故にあう確率がゼロではないのと同じように、ダンスの世界にいたら摂食障害を患う確率はゼロではありません。
指導者や保護者はもしもの時のために早期発見や治療についての知識を身につけておきましょう。そうしたら、ダンサーの将来も健康もキャリアも守ってあげることが出来ます。
摂食障害って何?【2】リスク要因と予防法
摂食障害は主に食べ方に症状が現れる神経性疾患。
摂食障害はなりたくてなる病気ではありません。
「痩せたいから」なるものでもありません。
バイオ・サイコ・ソーシャルといって、遺伝子、性分・性格(心理的・精神的状態など)、そして環境の3つが複雑に混ざり合って発症するものです。
それを理解した上で、ダンサー自身が自分の身を守るため、そして指導者・家族が大切な生徒・子供を守るためには、どんなことがリスクを上げてしまうのかを知り、予防につなげましょう。
リバウンドが起こるのはどうして?
ダイエットするとリバウンドします。何故なら人間の生存メカニズムは飢えと戦うように出来ているから。
身体は、ダイエットでエネルギー摂取量が減った場合、その低下に合わせて代謝を落として消費エネルギーを抑えるメカニズムになっています。
目先のダイエットや痩せ美学に騙されずに、自分の身体と真摯に向き合ってしっかりと栄養を与えて、踊れる身体を培ってね。