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プロテインの正しい活用法

ジムや薬局で見かけるプロテイン、「必要なのかな」って思ったこと、ありませんか?

やみくもにプロテインとっても高いおしっこが出るだけだけど、体がどうやってタンパク質(プロテイン)を使うかを知れば、自分の身体のニーズやスケジュールにフィットした効率の良い使い方が出来ます。

ついでに節約にもなる。

注:この記事でいうタンパク質は栄養素のことで、プロテインはサプリメント(飲むあれ、ね)のことです。

タンパク質の主な役割

タンパク質の主な役割は筋肉を含む、細胞・素子くの生成&リカバリーです。

筋肉は勿論のこと、骨を強くしたり、ホルモンの生成にも携わっているんです。

タンパク質の分解作業

例えば肉・魚・卵・豆を食べると

➡胃でタンパク質に分解される

➡腸で更に細かくアミノ酸っていう物質に分解されて、筋肉やホルモンを作るために使える状態になります。 

もしも必要以上にアミノ酸がある場合、それらはグルコース(糖)になるか、ケトン体に変換されます。

  • ケトン体が増えすぎると息とかおならが臭くなります。 

ちなみにこの分解プロセスは水分を沢山必要とするため、プロテインを飲む時は水分補給を増やすことを忘れずに。

水分量を増やさずにプロテインだけ始めると、脱水症状に陥りやすくなってしまいます。

体が使えるタンパク質の量には上限がある

人間の体が一度に代謝出来るタンパク質の量は多くても20-30グラム。

食べ物で表すとこれって、お魚一尾、お豆腐半丁、もしくはお肉掌サイズ分。ちょうど普段の食事で食べるくらいの量。 

それ以上は、おしっこになります。これは、タンパク質がアミノ酸に分解される過程で発生するアンモニアのせい。アンモニアは体にとってはあまりよろしくない毒素だから、体はおしっこで出そうとがんばります。

じゃあ、プロテインサプリメントは全く必要ないの?って聞きたくなりますよね。

3食きちんと、十分に食べることが出来ていれば、正直あまり必要ない。 

ただ、利便性の面からだったり、タンパク質のニーズが増える時に役立ちます。

プロテインが便利な時

例えば・・・

  • 複数のアレルギーをもっていて食事の幅が制限されて、成長に影響が出る場合

  • ツアー中(特に海外など)であまり食事がとれない場合

  • 長時間の移動が続いて、乾きものしか持ち運びできない場合

  • リハビリ中の場合(ケガの種類にもよるけれど、タンパク質のニーズが増える)

  • 筋トレを始めて(=タンパク質のニーズが増える)、食事の量を増やすのが物理的に難しい場合

上のどれかに当てはまる場合は、プロテインサプリメントを考慮することもある。と言ってもほとんどの場合短期的な「バックアッププラン」みたいな使い方。

プロテインを一度飲み始めたからってずっと飲み続けないといけないわけでは決してない。

男性だけが飲むものみたいなイメージもあるけれど、女性がプロテインを飲んだってなんらおかしくない。

プロテインを飲むタイミング

これは、タンパク質摂取のタイミングそのまま。

筋力アップを目指していたり、新しい筋トレを始めてすぐの時期は:

  • トレーニング後に20g摂取

これが一番大事。

トレーニング前にも少量摂取すると更に有効。

まず大前提として、トータルの食事量(エネルギー・カロリー量)が足りていないと、いくらプロテインを飲んでタンパク質量を増やしても、身体は活用しきれないので、その基礎を忘れずに。

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