「痩せたね」は褒め言葉じゃない

もうすぐ2学期が始まりますね。

そこで、休み明けによくあることってなんでしょう?

それは、

体型に対するコメント

痩せた太ったっていうのを挨拶代わりにしている人の多いこと!

自己肯定感に悪影響なので、止めましょう。

痩せたね、は褒め言葉じゃない?

これ、褒め言葉だと勘違いしている人が多いけど、ちょっと考えてみて。

「痩せたねー!」って、特に女性の間ではテンション高めに(もしくは羨ましそうに)言うことがあるよね。

その後に「綺麗になったねー」とか「可愛くなったねー」とかが続くことも。

これって暗に、痩せる前は綺麗じゃなかったって言っているのと同じ

(もしくは可愛くなかったとか、素敵じゃなかったとか)

綺麗とか可愛いとかを後につけなかったとしても、

痩せたことに注目する(または褒める)=痩せることは良いこと=逆に太ることは悪い事

っていう式が作られてしまいます。

そこまで考えない人もいる。

でも、

そこまで深く考える人もいる。

それに、どうして痩せたんだと思う?

ほとんどはダイエットでしょう。

ダイエットっていわば栄養失調。

隠れ摂食障害になっている人も多いです。

やせ細った体になるのは摂食障害全体の3%程度。残りの97%の摂食障害は見た目ではわかりません。

あなたが「痩せたね」って褒めた人は、摂食障害になりかけているかもしれない。そんな人ににとっては、周りの痩せた事に対する褒め言葉が摂食障害スイッチをオンにするきっかけになってしまうかもしれない。

元々体型やダイエットに興味が無かった人で、色々な偶然が重なってたまたま痩せて、それを褒められた場合も危ない。

特に真面目な性格の場合、、「褒められたから続けないと」と思ってしまうからです。そこから危険なダイエットに走る(そして摂食障害になる)ことも多々あります。

休み明けに適した挨拶は?

休み明けは、意識して挨拶を変えよう。

「痩せたね」が癖になっている人はとくに前もって数種類の挨拶を用意しておくと良し。

体重や体型のこと以外ならなんだってOKです。

休み中どんなことしてた、とか。

嬉しそうだね、何か良いことあった?とか。

寝坊しそうで焦った、とか。

もしも友達や同僚グループでダイエットの話題が出るようであれば、

何か理由をつけて席を外したり、

話題を変えたり(そういえばあのテレビ番組見た?とか)、

ストレートに「私ダイエットしないことにしたんだ」って伝えたり。

ほとんどの人は、ダイエットで体重がどうなったとか脚痩せがどうとか、そういう話をしている時はストレスを感じます。

自分の体の気に入らない部分を考えずにはいられなくなるから。

だから話題をそらしてくれることにホッとする人が多い。

この休み明け、体重やダイエットに囚われずにスタートしてみませんか?

Fumi x

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