
コンクールを乗り切る食事法
今月末からローザンヌが始まりますね。 ということで、コンクールを乗り切る食事法について。
コンクールだからといっていつもと全く違う食事をとらなきゃいけないわけではないけれど(むしろそれは逆効果)、ちょっとしたコツを把握しておくと踊りの質が上がるし、精神的にも良い効果が得られます。


ダンサーの貧血と鉄分不足問題
ダンサーの3人に1人が鉄分不足だというのは知っていましたか?鉄分不足だからといって必ず貧血になるわけではないし、全ての貧血が鉄分不足によるものではないけれど、特にダンサーやアスリートは鉄分不足に陥りやすいし、そこから貧血につながることも多いので、対処法&予防法を知っておくことはとても大切。

ダンサーのサプリメント良し悪し
レッスン、トレーニング、公演、ストレス、その他諸々の事情で必要な栄養が日々変化するダンサーにとって、サプリメントを賢く使う術を知っておくことはとても大事。まずはサプリメントの良い点と注意点を知り、どんな状況・状態で摂るべきなのかを理解しましょう。

栄養価の高い低いって何?
栄養価が高いというのは、自分の踊る力を最大限引き出してくれて、成長をサポートしてくれて、生理周期のバランスを保ってくれて、体の内側からあなたの魅力を出してくれる、自分のココロとカラダ両方にパワーを与えてくれるもの。
踊る力が落ちたり、成長が止まったり、生理不順や無月経になったり、食べ物に対する不安や執着が大きかったら、それは栄養価が低いということ。
あなたにとって栄養価の高い低いはどんな基準で決められていますか?

夜遅くには食べない方がいい?
ダイエット本などによく出てくる、夜の何時以降は食べないっていうルール。これほど人間の体のニーズを無視したアドバイスってないと思う。寝ている時でも身体はエネルギーを必要とします。エネルギー不足の状態で寝てしまっては、身体的向上どころかリカバリーすら出来なくなってしまいますよ。

炭水化物が悪いのか、それともその考えが悪いのか
炭水化物が「怖い」。それは「炭水化物は太るから」や、「糖質は脂肪になるから」というダイエット的な考えから生まれます。もしも本当に身体にとって悪いものなら、そもそも主食として成り立っていないはずです。「炭水化物が悪い」からあなたを苦しめているのか、炭水化物は悪いという「考え」があなたを苦しめているのか、どちらなんでしょう?

過食の起因は制限にある
過食が起きる理由は2つあります。1つ目は、ダイエットなど何らかの制限を自分に課していること。2つ目は、コーピングスキルの欠如です。
過食をしている人は、罪悪感や羞恥心から、周りに相談するのを躊躇うため、1人で抱え込んでいることも多い。 でもね、過食は意志の弱さから来るものではないんです。
根本的な問題があって起こるもので、それに対処するスキルを身につければ治せます。